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腎臓がん

藤沼秀光先生
このページの監修者
がんへ心身医学療法で
アプローチする医学博士
藤沼秀光先生
クリニック名 藤沼医院
所在地 栃木県河内郡上三川町梁347
電話番号 0285-53-7105

※全国対応可能

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腎臓がんの手術後、再発予防には免疫機能を高めることが大切です。腎臓がん再発予防のための治療法や副作用、免疫機能を高める日常生活のポイントなどをご紹介します。

腎臓がんとは

腎臓がんは、腎がんや腎細胞がんなどとも言います。「腎臓の実質」と呼ばれる部分の細胞が遺伝子の異常を起こしてがん化することが原因と考えられている病気です。腎臓は、血液をろ過して尿を作る臓器。症状が出にくいため、超音波検査やCT検査で偶然発見されるケースが増えています。

腎臓がんの症状

特徴的な症状が現れづらく、肺や脳、骨に転移したがんが先に見つかることも少なくありません。小さいうちに発見される腎臓がんの多くは、他の病気の検査や検診などで偶然みつかるものがほとんどです。

腎臓がんが大きくなると、血尿、背中や腰の痛み、腹部のしこり、足のむくみ、食欲不振、吐き気、便秘、腹痛などが生じることがあります。肺・リンパ節・骨・肝に転移しやすく、転移した場所で様々な症状が出ます。

腎臓がんの罹患数

2018年に腎臓がんと診断されたのは29,763例でした。性別の内訳は、男性20,193例、女性9,569例です。男女差でみると、男性の罹患数が多いことが分かります。同年の男性の前立腺がんは92,021例、女性の乳房がんは93,858例でした。大腸、胃、結腸、肺といった罹患数が多い部位のがんと比較しても、頻度は高くありません。特に女性は少ないです。

年齢では、50代からリスクが高くなります。人口10万人に対する人数では、50~54歳(29.1人)、55~59歳(48.6人)、60~64歳(69.3人)、65~69歳(97人)、70~74歳(118.8人)、75~79歳(138.8人)です。

参照元:がん種別統計情報 がん情報サービス(https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/cancer/22_renal.html)

腎臓がんのステージ別生存率

がんメディカルサービスのデータによると、ステージ別5年生存率はステージ1(97.5%)ステージ2(81.6%)ステージ3(71.3%)ステージ4(18.5%)となっています。検診などで小さなうちに見つかりやすいため、手術率が高いのが特徴です。早期発見による5年生存率は高いものの、ステージ4では20%を下回ります。

参照元:がんメディカルサービス(https://www.g-ms.co.jp/gan-zisyo/zinzou-gan/)

がん種別統計情報の罹患数と死亡数の年次推移では、毎年増加傾向はみられます。男性は2006年から大きく増加。2013年に少し減少したものの、翌年からまた増加しています。死亡者数もゆるやかな増加傾向です。

参照元:がん種別統計情報 がん情報サービス(https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/cancer/9_gallbladder.html)

腎臓がんを克服するためには

腎臓がんは、放射線治療や抗がん剤治療の効果が乏しいケースが多いことから、手術での切除が基本です。腎臓と副腎を丸ごと切除する方法が一般的でしたが、最近は、できるだけ機能を温存できるよう一部のみの切除や副腎を切除しない手術も増えています。また手術には腹腔鏡が使われることが一般的。開腹手術より体への負担が少ないです。

上記のデータから分かるように、腎臓がんは、ステージ1で見つかった場合の5年生存率が極めて高いです。早期発見が重要であるといえます。また、治療後は、再発予防に取り組むことが大切です。

腎臓がんの再発予防のための治療

腎臓がんの術後補助療法

腎臓がんの術後は、抗がん剤のようにあらゆる細胞に作用するのではなく、特定の物質に作用する分子標的薬を補助療法として用います。

そのほか免疫療法として、インターフェロン・インターロイキンなどのサイトカイン製剤を使用する方法もあります。免疫細胞やタンパク質を活性化させることで、がん細胞を抑制する治療法です。

分子標的治療の予後は、免疫療法に比べて良好だと言われています。

腎臓がんの術後補助療法による副作用

分子的標治療は薬剤により副作用が異なりますが、全身倦怠感、吐き気、食欲不振、粘膜障害、白血球減少、高血圧、甲状腺機能異常、手足症候群などがあげられます。

インターフェロンやインターロイキンでは、倦怠感や発熱、食欲不振、嘔吐、頭痛、脱毛、白血球減少などの副作用リスクがあります。

藤沼秀光先生
藤沼秀光先生
監修医師からのコメント

化学療法の副作用には個人差があります。元気になるための治療とは理解していても、副作用により生活に支障が出るのは億劫でしょう。

しかし、副作用には全身倦怠感・高血圧・下痢・皮膚症状などがあります。副作用の様子をみながら、基礎体力をつけ免疫機能を改善していき、日常生活は徐々に取り戻していきましょう。

腎臓がんの再発予防のための日常生活の工夫

腎臓がんの方の食事ケア

腎臓がんの患者さんの食事は、腎機能に問題がなければ基本的に制限がありません。バランスの良い食事をおいしく楽しく食べてください。なるべく消化の良いものを中心に選ぶとよいでしょう。

慢性腎臓病がある場合やその予防には、塩分の過剰摂取に注意し、水分をしっかり摂るように心がけましょう。

思うように食事ができずお悩みの方は

腎臓がんの手術による腹部の違和感や、化学療法による食欲不振、吐き気や口内炎などの副作用が出ていると、食事そのものが辛い時もあるかもしれません。

その時は、無理にバランスを意識した食事を摂る必要はありません。体力や免疫力の維持のため、まずは、経口補水液などで脱水を予防しましょう。体調が落ち着いた時に、食べられるものを少しずつ摂取するので十分です。バランスや量を考えるのは、体調がもう少し落ち着いてからでも遅くありません。

腎臓がんの方の運動

腎臓がんの患者さんは、基本的に運動制限はありません。手術後、日常生活が無理なく送れるようになった頃を目安に、ウォーキングやヨガなどの有酸素運動、入院中に落ちてしまった筋力を回復させるための筋力トレーニングなどからスタートしてみましょう。

日常的に運動習慣を取り入れ、規則正しい生活を送ることは、体調や免疫機能の維持につながります。

思うように動けずお悩みの方は

術後の体調不良で思うように動けないという方は、手足をさすったり、マッサージしたり、無理のない範囲で体をほぐしましょう。筋力低下対策やリフレッシュにつながります。

また、日光浴したり、腹部を温めたりすることも、免疫機能の回復に役立つのでおすすめです。体調が落ち着いてから少しずつ体を動かす機会を増やし、体力や免疫機能の向上を図りましょう。 

生活の質を上げながら再発予防に取り組もう

藤沼秀光先生
藤沼秀光先生
監修医師からのコメント

がんの再発予防でカギとなるのは、患者さん自身の持つ免疫力です。免疫力は、様々な要因でバランスが変化するものです。標準治療によっても免疫機能は低下します。もし治療後に、食欲不振や体のだるさなどの不調を感じていたら、免疫の低下が原因の一つとも考えられます。

逆に言えば、食事が今まで通りできるようになる、生活動作が問題なくできるようになる…と生活の質をアップさせていくことが、免疫機能の正常化につながり、再発予防の一環になるのです。

私ども医院では、がんの代替療法のひとつとして、免疫機能改善効果が期待できる「冬虫夏草」を取り入れています。私自身が冬虫夏草の免疫機能改善効果を目の当たりにした経験があるというだけでなく、冬虫夏草の効用には多くのエビデンスが報告されているためです。腎臓がんやその治療によって低下した免疫機能の回復にも効果が期待できます。

冬虫夏草とは

冬虫夏草とは、昆虫の体内に寄生し体内の養分を吸収することで、子実体(キノコ)を成長させるバッカク菌類のキノコです。チベットやネパールなどの高山帯に生息するオオコウモリガの幼虫に寄生しているものは、希少価値が高いことで知られています。

古くから生薬として重用されてきた歴史があり、近年では、中国の陸上選手の栄養管理に取り入れられたことで、世界的に注目されました。これまでも研究により、免疫機能改善作用や、抗がん作用が期待できる有用成分が発見されています。

天然物の冬虫夏草は大変希少です。現在商品化されているものは、多くが人工培養によるものですが、品質や有用成分に差異はありません。人工培養の技術が誕生したにも関わらず、まだまだ希少価値が高い冬虫夏草は、偽物や粗悪品の流通が問題となっています。そのため、購入する際には、安全性や品質管理がしっかりしている信頼できる製造元を選ぶことが大切です。

がんへの働きが期待される
冬虫夏草とは?

腎臓がんの再発を知る

腎臓がんの手術を受けた場合でも、がんの状態によっては再発や転移が起こる場合があります。腎臓がんの再発率やその部位、再発後の治療や生活への影響などについてみてみましょう。

腎臓がんの再発率

比較的小さながんの場合、90%以上で治癒する可能性があるといわれています。がんが大きくなるにつれ、再発率は上昇し、5~6cmのがんでは20~30%、7~8cmのがんでは30~40%というデータがあります。

参照元:日本赤十字社 伊勢赤十字病院 http://www.ise.jrc.or.jp/cancer/ca06-02.html#:~:text=腎に限局する小さな,成績は、より劣ります。

腎臓がんの再発・転移しやすい部位

腎臓がんは肺への転移が多く、そのほかは骨や脳などがあります。再発・転移した部位によって現れる症状は多岐にわたり、その症状に沿った治療が検討されます。

腎臓がんが再発するとどうなる?

再発後の腎臓がんの治療

腎臓がんが切除できない方・すでに転移している方は分子標的治療が行われます。腫瘍を小さくし、進行を抑制する効果が期待できますが、使用薬品には特徴的な副作用があります。

また骨への転移によって痛みがある場合は、痛みを和らげる目的で放射線療法が検討されることもあります。

広範囲にがんがある方・がんの摘出ができない方は、手術中の出血を軽減する目的で、動脈塞栓術という局所療法を行う可能性があります。塞栓部の痛みや発熱、吐き気など副作用としてあげられます。

高齢者など外科手術によるリスクが大きい方は、ラジオ波や経皮的凍結療法が選択されます。凍結療法とは、治療針をさして病変部を凝固壊死させる治療です。外科手術よりは侵襲の少ない治療ですが、穿刺部の痛みや違和感、発熱、吐き気、治療部位周辺の凍傷などの合併症の可能性があります。

また腎臓がんへの放射線治療は効果が薄いとされていますが、脳や骨へ転移がある場合は、進行抑制や痛みの緩和を目的として、放射線治療を行うこともあります。

体への負担が少ない治療を選べば、その分がんへの効果は薄まるでしょう。治療効果の高い手術を受けるためには、免疫機能を正常に保ち、コンディションを高めておく必要があります。

再発後の暮らし

腎臓がんの手術後や再発後は、定期的な通院による検査が必要です。早期発見・早期治療につながり、手術を含めた様々な治療法が選択可能となります。

腎臓がんは、治療後10年以上経過してから再発する場合があり、定期通院が終わったとしても、日頃からの検診は継続することが推奨されています。

腎臓がんの生存率

がん 実測生存率 相対生存率
全がん 58.8% 66.4%
腎臓がん合計 72.2%% 80.1%%
腎臓がんⅠ期 86.9% 96.0%
腎臓がんⅡ期 79.0% 86.4%
腎臓がんⅢ期 66.3% 74.6%
腎臓がんⅣ期 15.7% 17.5%

腎臓がんの生存率は、がん全体と比べて高い数値となっています。がんの再発予防には、治療をしっかりと受けることだけでなく、日常生活の中で、体力や免疫力を高める習慣を心がけることも大切です。

参照元:国立がん研究センターがん情報サービス|生存率集計2010-2011年数値 https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/brochure/hosp_c_reg_surv.html

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