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肺がん

藤沼秀光先生
このページの監修者
がんへ心身医学療法で
アプローチする医学博士
藤沼秀光先生
クリニック名 藤沼医院
所在地 栃木県河内郡上三川町梁347
電話番号 0285-53-7105

※全国対応可能

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肺がん再発予防のための治療法や副作用、免疫機能を高める日常生活のポイントなどをご紹介します。

肺がんとは

「肺がん」とは、気管支や肺胞に存在している細胞ががん化したものを指します。肺がんが進行すると、がん細胞が増殖し、他の部位に転移する可能性もあります。肺がんが転移しやすいといわれている場所は、反対側の肺やリンパ節、骨、脳、肝臓、副腎が挙げられます。

肺がんの症状

肺がんは症状が出にくい病気といわれていますので、症状を感じないうちに実は進行していたというケースもあります。

肺がんを発症すると咳や痰、痰に血が混ざる、発熱、息苦しさ、胸痛、動悸といった症状が起きるといわれていますが、他の疾患にも見られる症状であるため、「この症状があれば肺がんである」といったものはありません。だからこそ気になる症状がある場合は医療機関を受診することが大切になってきます。

ただ、1週間経過しても改善せず、悪化してくるような咳は、肺がんが肺や気管支を刺激するために出てくる症状といわれています。いずれにしても、何らかの症状が見られる場合には早めに医療機関に足を運びましょう。

肺がんの罹患数

2018年1年間で肺がんと診断された方の数は、男女合計で122,825例となっています(男性82,046例、女性40,777例)。人口当たりの罹患率は人口10万人あたりの罹患率は97.1例(男性133.3例、女性62.8例)です。女性に比べて男性の方がおよそ2倍の罹患率となっています。

また、2019年の死亡数は75,394人(男性53,338人、女性22,056人)であり、人口10万人あたりの死亡率は60.9人(男性88.6 例、女性34.7例)となっています。

参照元:がん情報サービス https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/cancer/12_lung.html

肺がんのステージ別生存率

臨床病期5年生存率
O97%
IA1期91.6%
IA2期81.4%
IA3期74.8%
IB期71.5%
IIA期60.2%
IIB期58.1%
IIIA期50.6%
IIIB期40.5%
IIIC期37.5%
IVA/IVB期36%

参照元:国立がん研究センター中央病院 https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/clinic/thoracic_surgery/130/index.html

肺がんを克服するためには

ここでは、肺がんとはどのような病気か、また罹患率やステージ別の5年生存率などについてまとめてきました。上記で紹介した5年生存率のデータからもわかるように、早めに発見して治療を行うことができれば、それだけ生存率を高めることができます。

このことから、早期発見と再発予防が重要であるといえるでしょう。そのためにもしっかりと検診を受け、気になる症状がある場合には医師の診察を受けることが大切です。単なる咳や痰だと軽く見ることなく、早めに医療機関に足を運びましょう。

肺がんの再発予防のための治療

肺がんの術後補助化学療法

非小細胞肺がんの進行度はⅠA期からⅣ期に分類されており、術後補助化学療法は基本的にⅡA期以降の患者さんが対象です。しかし、ⅠB期でがんが取りきれた場合でも、生存率のデータに基づき、UFT(テガフール・ウラシル製剤)による術後化学療法がおこなわれます。ⅡA期以降は、UFTまたはプラチナ製剤を用いた術後補助化学療法を行うことが一般的です。

小細胞肺がんの進行度は、早期限局型・限局型・進展型に分類されており、術後補助化学療法は早期限局型の患者さんが対象となります。シスプラチンとエトポシドという抗がん剤を用いることが多く、治療期間は3~4か月程度です。

肺がんの術後補助化学療法による副作用

肺がんの術後補助化学療法によって現れやすい副作用は、悪心・嘔吐・食欲不振・血小板減少・下痢・脱毛・色素沈着・アレルギー反応・しびれ・関節痛・筋肉痛など。副作用の程度や症状には個人差があり、使用する抗がん剤の種類や組み合わせによっても異なります。

副作用が不安な方へ

藤沼秀光先生
藤沼秀光先生
監修医師からのコメント

術後補助療法は、効果が高いものの心身への負担が少なくありません。既に肺がんの手術を受けたことで、息苦しさやだるさにお悩みの方もいらっしゃるでしょう。再発予防の治療による日常生活や体調のさらなる変化を、不安に思うのは当然です。

抗がん剤の副作用は、無限に続くわけではありません。元気な時と同じ生活に戻るには時間がかかるかもしれませんが、基礎体力をつけ免疫機能を改善していけば、できることがどんどん増えていき生活の幅も広がります。

肺がんの再発予防のための日常生活の工夫

肺がんの方の食事ケア

基本的に肺がんの手術後の食事制限はありません。飲酒はなるべく控え、飲む場合には少量にとどめるようにしましょう。糖尿病を患っている方、カロリー制限を怠ると治療の傷の治りが遅れるため、バランスの良い食事を心がけることが大切です。

また、食事と直接関係ありませんが、食後の一服に喫煙する習慣があった方は、喫煙によって気管支が刺激されて咳や痰の増加や、肺炎のリスクが高まります。さらに、残っている肺機能を低下させ、肺がんを再発させやすくなるため、原則禁煙です。

思うように食事ができずお悩みの方は

肺がんの手術直後の痛みや、抗がん剤治療による吐き気・口内炎などの副作用が出ている方は、無理してまで食事内容にこだわる必要はありません。体力や免疫力の維持のため、まずは、経口補水液などで脱水を予防し、食べられる時に食べられるものを少しずつ摂取してみましょう。

バランスや量を考えるのは、体調がもう少し落ち着いてからでも遅くありません。辛い時期ですが、焦らず少しずつステップアップしていけば、がん治療に必要な体力も徐々に改善し、体調も落ち着いてくることでしょう。

体調が優れないときには、無理をせず家族や周りのサポートを受けることも必要です。

肺がんの方の運動

肺がんの手術では、肺の一部を切除しているため、呼吸機能が低下しています。そのため、体力をつけたいからといって、負荷の大きい運動をしてしまうと肺に負担がかかってしまうため、注意が必要です。

退院後の運動は、家事や散歩などの適度な強度のものから始めましょう。継続することで、体力や呼吸機能の回復、免疫力機能の向上が期待できます。また、手術後の傷口を無意識にかばうことで、肩の痛みや肩こりを生じる場合があるので、肩周りのストレッチをするのもおすすめです。

思うように動けずお悩みの方は

肺がんの手術後は肺機能が低下しているため、少し動いただけでも息苦しさを感じやすくなります。抗がん剤治療による体調不良もあれば、たとえ軽いものであっても運動をするのは難しいかもしれません。その場合、無理をせず、手足をさすったり、マッサージしたり、無理のない範囲で動かしたりするだけでも、筋力低下対策やリフレッシュにつながります。

また、日光浴したり、腹部を温めたりすることも、がん治療で低下した免疫機能の改善に役立つのでおすすめです。体調が落ち着いてから少しずつ体を動かす機会を増やせば、体力や呼吸機能の回復、免疫機能の向上を図ることができます。 焦らずに無理のない範囲で大丈夫です。

生活の質を上げながら再発予防に取り組もう

藤沼秀光先生
藤沼秀光先生
監修医師からのコメント

がんの治療は手術・抗がん剤・放射線治療が基本とされていますが、いずれも体にダメージを与えてしまいます。がんをはじめとした様々な病気を体内のクリーニング現象と考えた場合、元々体に備わっている力を高めることが、体に必要以上のダメージを与えない予防や治療につながると考えられます。

元々体に備わっている力とは、免疫力です。免疫力は様々な要因によってバランスが変化し、特に生活の質が深く関係しています。おいしく食事ができる、気持ちよく体を動かせる、日常生活がストレスなく送れるなど、質の高い生活をすることで、免疫機能が正常にはたらくようになります。

がんの発症は、免疫細胞のはたらきが抑制されることがひとつの原因です。そのため、生活の質を高め、免疫機能を正常にすることは、がんの再発予防につながります。

私の医院では、がんの代替療法のひとつとして、免疫機能改善効果が期待できる「冬虫夏草」を取り入れています。肺がんやその治療によって低下した免疫機能を改善する効果が期待できます。

冬虫夏草とは

冬虫夏草とは、チベットやネパールなどの高山帯に生息するオオコウモリガの幼虫に寄生して生長するキノコです。冬の間は虫の形で夏になると草(キノコ)になるという生長の様子から、この名前が付けられました。

古くから生薬として重用されてきた歴史があります。その後の数々の研究により、免疫機能改善作用や、抗がん作用が期待できる有用成分が発見され、世界的に注目されるようになりました。天然物の冬虫夏草は大変希少で、現在商品化されているものは、多くが人工培養によるものです。

人工培養ができるようになったとはいえ、まだまだ希少価値が高い冬虫夏草は、偽物や粗悪品の流通が問題となっています。そのため、購入する際には、安全性や品質管理がしっかりしている信頼できる製造元を選ぶことが大切です。

がんへの働きが期待される
冬虫夏草とは?

肺がんの再発を知る

肺がんの手術を受けた場合でも、がんの状態によっては再発や転移が起こる場合があります。肺がんの再発率やその部位、再発後の治療や生活への影響などについてみてみましょう。

肺がんの再発率

ステージⅠ期の場合、手術後に再発する患者さんは40%程度とされています。手術に加えて、UFTという抗がん剤を用いた術後補助化学療法を2年間行った場合、再発率は5%程度低下するというデータがあるようです。また、ⅠB~ⅢA期でシスプラチンとビノレルビンを投与することで、再発率が10%程度低下するという結果も示唆されています。

参照元:岡山済生会総合病院|市民公開講座「肺がんに打ち勝つために」Q&A https://www.okayamasaiseikai.or.jp/cms/wp-content/uploads/2015/11/cancer04.pdf

肺がんの再発・転移しやすい部位

肺がんは、リンパ節・反対側の肺・骨・脳・肝臓・副腎などに転移しやすいとされています。再発の場合は、肺以外の組織にもがんがみられることが多いので、非小細胞肺がん、小細胞肺がんともに薬物療法が中心となります。

肺がんが再発するとどうなる?

再発後の肺がんの治療

肺がんの再発は、薬物療法が中心です。非小細胞肺がんでは、がんの組織型や遺伝子変異の有無、患者さんの状態を確認のうえ、適切な治療薬を選択します。また、再発率の高い小細胞肺がんは、一次治療終了から再発までの期間によって、適切な細胞障害性抗がん剤が用いられます。

再発後の暮らし

肺がんの手術後や再発後は、免疫機能や肺機能が低下しているため、人混みや受動喫煙を受けやすい場所への外出は控えたほうがよいとされています。また、息切れやだるさを感じることもあるため、呼吸しやすい体勢を見つけておくことも必要です。

体調がよい時には無理をしない程度で散歩などの軽い運動を取り入れることで、体力や肺機能、免疫機能の向上に努めることも大切です。

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