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卵巣がん

藤沼秀光先生
このページの監修者
がんへ心身医学療法で
アプローチする医学博士
藤沼秀光先生
クリニック名 藤沼医院
所在地 栃木県河内郡上三川町梁347
電話番号 0285-53-7105

※全国対応可能

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卵巣がん再発予防のための治療法や副作用、免疫機能を高める日常生活のポイントなどをご紹介します。

卵巣がんとは

卵巣がんは、卵巣に発症する悪性腫瘍。がんが進行すると、腹部の臓器や腹壁の内側などをおおっている「腹膜」や、胃から垂れ下がって大腸と小腸をおおっている「大網(たいもう)」に広がる腹膜播種(はしゅ)が発症するとされています。

卵巣がんの症状

初期段階では、ほとんど自覚症状はないとされています。「スカートやパンツを履いたときにウエストがきつくなった」「下腹部にしこりのようなものがある」「食欲がない」といった症状をきっかけにして受診し、がんが見つかること場合もあるようです。

がんが大きくなると、膀胱や直腸を圧迫して頻尿や便秘になったり、脚がむくんだりすることもあるようです。がんが進行して、腹水が溜まるとお腹が大きく前に突き出てくる可能性も。

卵巣がんの罹患数

がん情報サービスが行った「がん種別統計情報」の2018年データによると、卵巣がんの罹患数は13,049人。年齢別では人口10万に対して55~59歳(36.2人)、50~54歳(35人)、60~64歳(33.8人)、45~49歳(30.1人)、65~69歳(29.8人)となり、40代後半から60代に多いことが分かります。女性が罹患するがんのトップは乳がんで、卵巣がんは20位以内。子宮体部がんより少なく、子宮頸がんより多いという結果が記されています。

参照元:がん種別統計情報 がん情報サービス(https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/cancer/19_ovary.html)

卵巣がんのステージ別生存率

がんメディカルサービスのデータによると、卵巣がんのステージ別5年生存率はステージ1(89.1%)ステージ2(68.6%)ステージ3(39.7%)ステージ4(26.8%)となっています。早期発見であれば90%近い人が治る病気ですが、腹膜播種(はしゅ)をおこしやすいので進行するスピードが早いそうです。

参照元:がんメディカルサービス(https://www.g-ms.co.jp/gan-zisyo/ransou-gan/)

がん種別統計情報の罹患数と死亡数の年次推移を見てみると、罹患数は2015年から増加傾向にあり、死亡数は4,000~5,000の間で横ばい状態です。

参照元:がん種別統計情報 がん情報サービス(https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/cancer/19_ovary.html)

卵巣がんを克服するためには

卵巣がんの発生要因10%は遺伝子によるものを考えられているようです。特に細胞のがん化を防ぐ働きをする「BRCA1遺伝子」あるいは「BRCA2遺伝子」に変異がある女性では、卵巣がんと乳がんを発症するリスクが高いとされていますが、必ずしもがんになるわけではないようです。気になる方は専門家のいるカウンセリングを受けてください。

上記のデータ結果からも分かるように、卵巣がん生存率を高めるには早期発見と再発予防が重要です。国が推奨しているがん検診の中には入っていませんが、気になる症状がある方は早めに受診してください。卵巣がん特有の予防法は今のところないようですが、がん全般を予防するには禁煙・お酒を飲みすぎない・バランスの良い食事・感染予防だとされています。

発生要因 がん情報サービス(https://ganjoho.jp/public/cancer/ovary/prevention_screening.html)

卵巣がんの再発予防のための治療

卵巣がんの術後補助化学療法

卵巣がんは、進行した状態での発見が多いため、術後補助化学療法を行うことがほとんどです。卵巣がんの術後補助化学療法では、パクリタキセルとカルボプラチンという、細胞障害性抗がん剤を併用する方法(TC療法)が基本となります。

卵巣がんの術後補助化学療法による副作用

卵巣がんの術後補助化学療法の副作用には、末梢神経障害によるしびれが多くみられます。また、添加剤としてアルコールが含まれているため、お酒に弱い患者さんの場合、酔った時のような症状がでます。

そのほか、細胞障害性抗がん剤は、正常な細胞にも影響してしまうため、粘膜や骨髄などの新陳代謝が盛んな部位に副作用が生じやすいとされています。脱毛・口内炎・下痢・白血球減少・肺や腎機能障害などが確認されています。

副作用が不安な方へ

藤沼秀光先生
藤沼秀光先生
監修医師からのコメント

術後補助療法は、再発予防効果が期待できる反面、心身への負担もあります。卵巣がんの標準治療を終え、更年期障害のような体調不良を感じる方もいらっしゃるでしょう。そこに副作用が加わる生活の不便さを想像して、不安に思うのは当然です。

ただし、副作用はいつまでも続くものではありません。副作用の様子をみながら、少しずつ生活を取り戻していきましょう。日常生活のなかで、体力や免疫機能を改善していくのがポイントです。

卵巣がんの再発予防のための日常生活の工夫

卵巣がんの方の食事ケア

卵巣がんの患者さんの食事は、特に制限がありません。栄養バランスのよい食事を、おいしく楽しく食べることが第一です。お酒は節度を持ってたしなむ程度にするか、医師と相談して量を決めるとよいでしょう。しっかり栄養を摂って体力・免疫力を高め、再発予防に努めましょう。

思うように食事ができずお悩みの方は

卵巣がんの手術直後の痛みや、更年期障害のような諸症状、抗がん剤治療による副作用など、食事そのものが辛い場合は、無理に食べる必要はありません。食べられないことへの不安もあると思いますが、まずは経口補水液などで脱水を予防しましょう。

体調が落ち着いている時に、食べられるものを少しずつ摂取するのがおすすめです。バランスや量を考えるのは、体調がもう少し落ち着いてからでも遅くありません。がん治療に必要な体力や免疫機能も徐々に改善し、体調も落ち着いてくるはずです。

卵巣がんの方の運動

体力や免疫力の回復のため、体調が安定したら、積極的に運動することが好ましいとされています。卵巣がんの患者さんの場合、退院後の日常生活が元通りにできるようになったころを目安とし、ウォーキングやヨガなどの有酸素運動、適度な負荷の筋力トレーニングから始めていきましょう。

思うように動けずお悩みの方は

卵巣がんの手術後の痛みや、更年期障害のような心身の不調がある時は、無理に運動することはありません。手足をさすったり、マッサージしたり、無理のない範囲で動かしたりするだけでも、筋力低下対策やリフレッシュにつながります。

また、動けない時には、日光浴したり腹部を温めたりすることも、がん治療で低下した免疫機能の改善に役立つのでおすすめです。体調に合わせて、少しずつ体を動かす機会を増やしていけば、体力や免疫機能の回復を図ることができます。焦らずに自分の体調に合わせて動くようにしましょう。

生活の質を上げながら再発予防に取り組もう

藤沼秀光先生
藤沼秀光先生
監修医師からのコメント

近年、がんの治療法として注目されつつあるのが、患者さん自身の免疫力を利用した治療です。免疫力による治療は、体に必要以上のダメージを与えない方法として期待されています。

免疫力は様々な要因によってバランスが変化し、標準治療による体への負担も免疫低下してしまいます。食欲不振や疲れやすさなど術後の生活の不調も、免疫の低下が原因の一つ。おいしく食事ができるようになる、気持ちよく体を動かせるようになる、生活の質をアップさせていくことが、免疫機能の正常化につながり、再発予防の一環になります。

私の医院では、がんの代替療法のひとつとして「冬虫夏草」を取り入れて、免疫機能改善を図っています。

冬虫夏草とは

冬虫夏草とは、昆虫の体内に寄生し、体内の養分を吸収することで子実体(キノコ)を成長させる、バッカク菌類のキノコです。日本国内でも数百種類の冬虫夏草が存在しています。免疫機能改善作用や、抗がん作用が期待できる有用成分が発見され、世界的に注目されるようになりました。

天然物は今なお希少価値が高く、入手するのは簡単ではありません。そのため、現在商品化されているものは、多くが人工培養によるものです。しかしながら、偽物や粗悪品が流通していることが問題となっており、購入にあたっては、安全性や品質がしっかりしている製造元を選ぶことが重要とされています。

がんへの働きが期待される
冬虫夏草とは?

卵巣がんの再発を知る

卵巣がんの手術を受けた場合でも、がんの状態によっては再発や転移が起こる場合があります。卵巣がんの再発率やその部位、再発後の治療や生活への影響などについてみてみましょう。

卵巣がんの再発率

卵巣がんは、初回治療の効果が高いがんとされていますが、治療終了後2年以内での再発が多くみられ、半数以上が再発するといわれています。

※参照元:国立がん研究センターがん情報サービス https://ganjoho.jp/public/cancer/ovary/treatment.html

卵巣がんの再発・転移しやすい部位

卵巣がんの再発・転移しやすい部位としては、肝臓・肺・腹膜などがあります。

卵巣がんが再発するとどうなる?

再発後の卵巣がんの治療

卵巣がんの再発後の治療は、基本的に化学療法です。痛みや出血があると、症状の緩和のために放射線療法が検討されることもあります。

初回の化学療法終了後から再発までが6か月未満の場合、前回と同じ抗がん剤では効果が期待できないため、異なる抗がん剤を使用します。再発までが6か月以上の場合には、プラチナ製剤を含む多剤併用療法が一般的です。

再発後の暮らし

卵巣がんの再発後は、腸閉塞を起こしやすくなるため、可能な場合には、閉塞部位の切除やバイパス術、ストーマ造設などの処置を行って、生活の質を維持する場合があります。

また、がんが進行して溜まりやすくなった腹水の症状を緩和するために、利尿薬や腹水ドレナージ、腹腔静脈シャント、腹水ろ過濃縮再成生静注法なども取り入れます。

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